2025.9.28 第6回家族・ピア学習会 13:00~15:00 :明生会事務所 12名参加
参加者全員の近況報告を行いました。
髙栁先生からは、浜松市の社会福祉審議会でのお話があり、「民生員の交代の時期」で精神障害者も地域で生活していく上で「民生委員」との関わりを持つことが必要ではないかとのことでした。「民生委員」は困窮者や高齢者(民生児童委員は幼保小中)が主となっているが、精神障害者も地域で暮らしていくためには、「民生委員」に知っておいて、時に相談にのってもらうこともつながりができ大切ではないかとのことでした。
参加者からは、現在、当事者と別々に生活しているが、当事者から「また同居したい」旨の話を主治医から当事者が話していたと連絡があった。離れて生活して「適度な距離感を保つ」ことが大切だと思うので「できない」旨を伝えたとの話がありました。浜松市の「統合失調症の家族教室」やいろいろな講演会でも「強EE」の家族関係ほど再発率も高く、「当事者とはある程度距離を保つ」「適度な距離感が必要」と言われています。この点については、他の参加者も同様に考えていました。
その他に「当事者の自律への道へは厳しい。親が長生きするしかないのか?」「親亡き後は、当事者の状況にもよる。少しでも親ある内に良い状況にもっていきたい」などの意見が出されました。