2026. 1.25 第9回家族・ピア学習会 参加者10名
髙栁先生から最初に「マインドフルネス」についての説明があり、参加者全員で実践してみました。「マインドフルネス」とは、「今ここで体験している光景、におい、音、味に注意を払うことであり、自分の思考や感情に対し、好奇心を持ち、何の判断もしないで観察することである」とのことです。
まず、①立位のマインドフル・ヨガ(約11分)・・・腹式呼吸をしながらゆっくり両腕を動かしたり、腕の動きと連動して足やかかとをゆっくり動かしたり、肩甲骨をゆっくり動かす、首をゆっくり動かすなどの動作をしました。次に②マインドフルに呼吸する(約11分半)・・・椅子に座って目を閉じ注意を集中させて自分の呼吸を観察する。鼻からゆっくり息を吸いゆっくり吐くことを繰り返す。これらは、何か心配していたり、何度も何度も思い返したりしているときにその状態から一時期気分を落ち着かせる時にこの呼吸方法を実践すると良いとのことでした。一同、リラックスな時間を体験することができました。
その後は、いつものように近況報告です。いろいろな議論がありましたが、そのいくつかをあげておきます。
・「親亡き後」ではなく「親ある間」に当事者の生活をいろいろな行政サービスに繋げておく必要があると強く感じるようになって、行政窓口で面談し、その結果が届いた。しかし、親が毎日接しているときと違い、面談時に当事者がいろいろな質問に対してしっかり答えるため、親が思っているのと違い、区分が軽かった。また、当事者自身がそれほど福祉サービスを求めていない。同居していることもあると思うが・・・。
・当事者は、アルバイトで週3日、1年間働いてきたが、次は正社員を目指すと言っている。しかし、その間に飛躍がありすぎる。少しずつ歩むことを考えてほしいが難しい。
・当事者が、金銭感覚がないためいろいろな物を買い込んでしまう。
・当事者に統合失調症だけでなく発達障害がある。当事者が自分自身のことを理解して医療に関わることなど、説得して理解させることはとても難しい。
このような中で出されたのが「家族まるごと支援の必要性」でした。日本では、当事者を家族が支えるのが当たり前だという旧来の風潮が強く、結局、家族が抱え込んで右往左往している毎日です。家族も日々とてもつらい思いを抱えながら生活しています。しかし、そのことを訴えるところが少ないし、「当事者支援」はあるが、「家族支援」はないのが現状という議論になりました。参加者の皆さんが同じ思いをしていることが出されました。
今、衆議院議員の選挙でいろいろなことを各党派が主張していますが、私たち精神障害者を抱える家族と当事者のまるごと支援は全く聞こえてきません。政治(家)が私たち家族にも目を向けてもらうためには、直接訴えることも必要ではないかとの意見も出されました。「地域社会」で支え合うことのできる支援体制の構築が必要だということで活発な議論となりました。
次回、2/22(日)13:00~の第10回家族・ピア学習会は「家族まるごと支援」について話し合います。是非ご参加を!